読書のススメ
本を読むことは己を知ること



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三浦綾子

毒麦の季 三浦綾子

毒麦の季 三浦綾子

短編集である

三浦さんの本は、明治大正時代を背景に書かれてある本
泥流地帯、銃口、母などはスンナリ入ってくる

しかし、昭和に入るともうダメ
以前、氷点を読んだのはもうウン十年前だからまだ良かった

この本は書かれた当時に読めばしっくり来るのだろうが
時代の感覚というか、私の感覚では違和感がある

名作と呼ばれる本は、いついかなる時代であっても
読む者にずっしり語りかけてくれるものだと思う

そういう意味ではちょっと残念な作品である

三浦綾子

道ありき 三浦綾子

道ありき 三浦綾子

彼女の半生を描いた本である
この本を読んで初めて、三浦さんの年齢を知った

以前何かの雑誌でご夫婦での写真を拝見したことがある
なんだか年齢不詳に見えたが、その当時でさえかなりの
高齢だったのだ

そして、なんとキレイなご主人だろうと驚いたものだ
そのあたりのことも詳しく書かれてある

三浦ファンなら是非一読をおすすめしたい

三部作になっていて、最後の本は宗教色が濃いが
ぜひ三部とも読んで欲しいと思う

三浦綾子

母 三浦綾子

母 三浦綾子

小林多喜二の母が、読者を相手に訥々と話す口語体の本である
話相手は、作者と仮定して読んだ

小林多喜二の名前は知っていても、まだ「蟹工船」は読んでない

多喜二の母は、学校に行ったこともなく文字も読めない
しかし、明治大正昭和と88歳まで生き抜いた女性である

貧乏ではあったが、この母の明るさ強さは多喜二に大きく影響
したに違いない

しかし、軽い違和感はあった
子を思う母の気持ちも、時代と共に変わっていないか?

私自身が冷たい性格だからからか?
息子は息子、私は私、という意識が根底にあるのは否めない

小林多喜二という人物を知るうえではいい本だと思う

三浦綾子

死の彼方までも  三浦綾子

死の彼方までも  三浦綾子

昭和47年に発行されていて、女性の考えにはちとイラっと
することもあるが、短編なので他を読む限り、あまり
時代の違いは感じない

三浦さんがクリスチャンであることは有名だ
その著作にも反映されてると思う

ハッキリと聖書の教えが書かれているわけではないが
根本に生きている

あくまで謙虚なのだ
謙虚に生きるということは、どういうことなのか
ということを、様々な題材を使って書かれてある
名誉や権力に囚われない自由な考え方だと思う

クリスチャンは偽善と取られることも多いが、決して
そうではない

むしろ、やりたいように生きたいように生きることを
進めているのではないか?

その過程において謙虚であることはむずかしい
私などおよびもつかない

しかし、謙虚に生きる、ということを知るだけでも
三浦さんの本を読む価値はあると思う

三浦綾子

泥流地帯 三浦綾子

泥流地帯 三浦綾子

こういうのを農民文芸とか農業文学とか
言うのだろうか?

北海道を舞台に明治末期から大正にかけて
開拓2世たちの物語である

もう泣けて泣けてしょうがなかった・・・
泣きたい人にはおすすめである

三浦さんの本は以前「氷点」「銃口」「塩狩峠」
を読んだことがある

どれも泣ける本ばかりである
私の読書の傾向は古いものばかりだが
都会の雑踏の中で暮らしているとこういう素朴な
本がむしょうに恋しい時がある

この本には「続」もある
いい本だ。。。

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