読書のススメ
本を読むことは己を知ること



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池波 正太郎

まんぞくまんぞく 池波正太郎

まんぞくまんぞく 池波正太郎

女剣士の成長の物語である

うーん「剣客商売」を読み終えた読者としては
かなり物足りない

とはいえ、封建時代を背景とするにはそれなりの
枷があるわけで、仕方ないかな?

つまり、時代小説に飽きてきてるんだろうか・・・

池波 正太郎

剣の天地 池波正太郎

剣の天地 池波正太郎

戦国時代に生きたある武将の半生の物語である

上州の小城のあるじではあるが、城や領地を守ることよりも
自らの剣を極めるために、息子に家督をゆずり、自身は
旅に出る

と言うと無責任な城主であるかのような印象を持つが
決してそんなことはない

ただ、戦国時代の流れの中で一城主としての働きもあり
また剣に賭ける心意気も並みはずれていて、正直言って
どっちかに重きを置いて書いて欲しかったかなと・・・

剣聖と仰がれるほどの武士であるならば、そちらに
集中して書かれてあればもっと面白いのにとやや残念

池波 正太郎

江戸の暗黒街 池波正太郎

江戸の暗黒街 池波正太郎

短編集である
めずらしい現代ものも収められている

池波さんは、まさに私を江戸時代に連れて行ってくれる

東京の地理には疎いが、水郷のような深川、上野の山の花見
駕篭に乗ったり、大川を猪木船で渡ったり、暮れ六つまでには
家に帰り着こうとか

中身は暗い話ばかりだが、間違いなく江戸の風景が見える

池波 正太郎

剣客商売 池波正太郎

剣客商売 池波正太郎

完全なフィクションだが、実に面白い

老中田沼意次が活躍する時代の剣豪の物語である
シリーズになっていて、12巻までは読んだ

主人公の秋山小兵衛が、40も離れた孫のような女房と
隠居暮らしをする中で、様々な事件に出くわしながら
思い入れたっぷりに解決していく

この小説を執筆された頃、池波さんは小兵衛よりほんの
少しだけ年下だったが、シリーズが進むうちにほぼ
同世代になっていく

そして、その年代にならなければ理解出来ないこと
多くの人に関わり刺激され影響されること
それらを糧にどう生きるか?

ほんの数行で読者に読ませてくれる素晴らしい作家だと思う

池波 正太郎

人斬り半次郎 池波正太郎

人斬り半次郎 池波正太郎

池波さんの本はやっぱり読みやすい

歴史ものを読むうえで、同時代の違う作家で読むと
点と点だった歴史上の出来事などが、面からさらに
大きな空間となって理解しやすいように感じる

薩摩から京、さらに江戸へと出世していく実在の人物
であり、また、西郷隆盛の弟子とも言える男の物語である

「おいどんでごわす」とすぐ傍で息づいてるような
リアルさは、さすがに池波さんよ、と感心しきり

半次郎の人生に、西郷隆盛は欠かせない

彼らが生きた時代は、ほんの140年ほど前に過ぎないし
最終的には勝ち組だった木戸孝允らよりも、西郷どんの
方が現代人に親しみ深いと思うのは私だけだろうか?

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