読書のススメ
本を読むことは己を知ること



スポンサードリンク



童門 冬二

明治天皇の生涯 下 童門冬二

明治天皇の生涯 下 童門冬二

読む前に予想していた内容とはまったく違っていた

人間としての明治天皇とはどういう人だったのだろう?
そんな疑問を解消してくれると期待していたが
結局、雲の上の人であり、詳細は不明のままだ

西南の役で西郷隆盛を悼んだこと、日露戦争で野木大将を
慈しんだことくらいしかわからない

傀儡に過ぎなかったと言えば、暴論だろうか?

♪ いちれつらんぱん破裂して
  日露戦争が始まった
  サッサと逃げるはロシアの兵
  死んでも尽くすは日本の兵
  五万の兵を引き連れて
  六人残して皆殺し
  七月十日の戦いに
  ハルピンまでも攻め寄せて
  クロパトキンが降参し
  東郷元帥万々歳


童門 冬二

明治天皇の生涯上 童門冬二

明治天皇の生涯上 童門冬二

会津士魂を読み続けながら、明治新政府の動きは
どうなっていたのだろうと気になってたので
まったく違う作者の本も読んでみることにした

明治天皇の生涯といっても、ほとんどは時代背景
ばかりで、明治天皇そのものに関する部分は
わずかだ

維新の時に14歳で何もわからずに即位したのだろう
その後も側近らに言われるままだったようだ

本当の生涯と言えるのは、おそらく下巻にある

京都のお公家さんといえば、化粧して和歌か管弦しか
してないようなイメージがあったが、岩倉具視だけは
違っていたようだ

武力で外側から推し進めたのは、薩長であるが
朝廷内部でクーデターを起こした張本人は、岩倉だ

明治天皇の父にあたる孝明帝を毒殺したとの噂もある

それにしても、作者が違うと同じ史実のはずなのに
こうも解釈が違うものかと改めて感じ入る

薩長という大藩外様同士が密約したからこそ、倒幕は
成ったと思っていた
そしてそれに手を貸したのは竜馬であると

この本では、西郷隆盛と勝海舟が談合し、その上で
西郷が長州に歩み寄ったのだそうだ

どちらにしろ、薩長連合で明治維新は成った
天皇はまだ傀儡に過ぎない






×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。