読書のススメ
本を読むことは己を知ること



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宮尾 登美子

序の舞 宮尾登美子

序の舞 宮尾登美子

京都で生まれ育った女流画家の一生を描いた
作品である

明治初期に生まれた彼女は、ただ女性である
というそのことだけで、様々ないじめに合い
「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」
生きていく

英雄色を好むというが、芸術家もまた芸の肥やし
と言われるものの、それは男性に限ったことだ

女であるというそれだけのことで生きにくいのは
現代も同じだろうと思う

しかし、それでも生き方を曲げなかった先人女性達
彼女たちの人知れぬ苦労に深く頭を垂れる

宮尾さんの作品は色々読んだが、一つのことを
これほど好きですさまじいまでの情熱をかけて
生涯を通してつらぬいた女性は他にいないのでは
ないかと思える



宮尾 登美子

伽羅の香 宮尾登美子

伽羅の香
宮尾 登美子 作

宮尾さんの本は、女性の一代記が多いですよね
同じ女性として「フ〜〜〜ン」といった感じで気軽に読めます

なにがしかの仕事を持っていて、孤軍奮闘するさまが、その心理と共に
丁寧に書かれている

様々な女性が登場するけれど、どの女性も芯が強い
乳母日傘で育ったお嬢さまでも、ここぞという時はへこたれない

生まれてこのかた、打たれたことなどないだろうに、打たれ強い

この「伽羅の香」にしても、蝶よ花よと育てられた姫なのに、あえて
自分を逆境に置く

宮尾さんの本は、どれもかなりの長編ばかりです
連休などを利用して、じっくり読まれることをオススメします


宮尾 登美子

一絃の琴 宮尾登美子

一絃の琴
宮尾 登美子 作

宮尾さんは、女性の一生を描くことが多く、この本も一絃琴に翻弄された女性の話です

何であれ一芸に秀でるというのは、生半可な努力では到達し得ないであろうし
その一芸に出会えたというのも定まった運命なのだろうか?

没頭できるものがあるということは、その人にとって幸せなことだろうと思う

秀でるとまではいかなくても、天職といえる何かに出会えた人は、幸せな人生と呼べるのでないだろうか?




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