読書のススメ
本を読むことは己を知ること



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田辺 聖子

性分でんねん 田辺聖子

性分でんねん 田辺聖子

尊敬してやまないおせいさんのエッセイである
うちの母と同世代とは思えないほど、その人生に対する
考え方は闊達そのもの

さばけているのである

20代の頃から読んでるが、棺おけに入る時に
「ああ、楽しかったなあ!」
と言いながら死にたいそうである

言い得て妙である
まさに、そんな人生を歩みたいものである

田辺 聖子

おかあさん疲れたよ 田辺聖子

おかあさん疲れたよ 田辺聖子

先の大戦中に、少年少女として知り合った二人が
その後、時を経て出合った

独身の二人、男性が結婚後、再び独身同士というように
時は流れ、それぞれに年老いていく

女性の方は、家族の柱となるべく結婚もせず
彼女の人生の時々に、この男性があわわれる

切なくて哀しくて、というだけでなく、二人の大人
としての成長が淡々と描かれている

最後の最後に、このタイトルが生きる



田辺 聖子

蜻蛉日記をご一緒に 田辺聖子

蜻蛉日記をご一緒に 田辺聖子

この本はちょっと変わってまして、田辺さんが市民教室
みたいな講義を開かれて、それをもとにしたものです

なので、会話口調で読みやすく、話題が飛んだりするのも
現場でのことなので面白く、一般書籍とは違う醍醐味が
あります

蜻蛉日記は、田辺さんに言わせると
「夫に愛されることの薄かった妻の恨みつらみの結晶」
らしいんですね

夫は、かの貴族藤原兼家
しかも当時は、通い婚ですから、あちらの妻、こちらの妻
当然、そのうちの一人の妻に過ぎない筆者は、もう
嫉妬とプライドの板ばさみで、胸中はりさけんばかり

 嘆きつつ 独り寝る夜のあくる間は
   いかに久しきものとかは知る



田辺 聖子

新源氏物語 田辺聖子

新源氏物語 田辺聖子

源氏物語はフィクションである
天皇のご落胤で、男前で教養もあり、お金持ちとくれば
いつの時代でも女性がほっとくわけがない

っで、はからずも光源氏は女にモテてしょうがない
それを嘆いたりするんだけど、それはぜいたくというもの

年上の女性やら、不倫やら、もう世の中にある恋愛の
ほとんどが書かれていて、あの女と寝た、こっちの女とも
寝た、とそこへいくまでの話そればっかり

つまり光源氏の女性遍歴の物語なわけです
こういうのが、古典の教科書に堂々と載ってるんだから
日本の教育というのが、硬いのかやわらかいのか?



田辺 聖子

文車日記 田辺聖子

田辺聖子 作 文車日記

田辺さんお得意の古典のエッセイは、古典の苦手な人にも
かる〜〜く楽しく読めるすぐれもの

万葉集や百人一首からはもちろん、古事記から昭憲皇太后
(明治天皇の皇后)まで、田辺流に読みやすく書かれてある

千年以上も前に生きた人々なのに、現代人と同じ感覚が
そこここに感じられる
感じさせてくれる田辺さんなのである

いきなり古典の何かを手に取るよりも、まずはこのあたり
から入っていけば、アナタも古典が好きにな〜〜る!!




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