読書のススメ
本を読むことは己を知ること



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高橋 義夫

ご隠居忍法 高橋義夫

ご隠居忍法
高橋 義夫 作

又しても時代小説ですが  ^^

高橋さんの本は、たまたま「高橋」という名前の別の作家を探している時に見つけたもので
偶然手に取って、読み始めました

時代小説でも、幕府関連のものは、やたらと役職名や名前が長ったらしいのが多く
敬遠してしまうのですが、この「ご隠居忍法」は、まさにご隠居の話で
登場人物も多くはなくて、読みやすかったですよ

当時の武家は、今風に言えば、まぁ役所勤めみたいなもんで、派閥があって
悶着があって、というのが多いらしいけれど、長男に跡をゆずってしまえば
気楽なもんです (経済的なゆとりさえあれば)

このご隠居は、伊賀者の子孫で忍法の心得があり、江戸を離れて、奥州笹野
(山形県米沢市)に、娘が嫁いだ縁で引篭もってしまうんですねぇ

ダンナが隠居すると同時に、正妻も出家してしまい、江戸と奥州に別居して
この小説は始まります

草深い田舎で静かに暮らしたいという本人の希望とは裏腹に次々と事件が起こり
カッコよく解決していくんですよ

っでそれが、40代のご隠居というのが、嬉しいじゃあ、あ〜りませんか? (古!)

藤沢 周平 氏とはまた違った時代小説の醍醐味がある本です




高橋 義夫

御隠居忍法 唐船番 高橋義夫

御隠居忍法 唐船番
高橋 義夫 作

ご隠居忍法のシリーズになってまして、これは4作目かな?

江戸で御庭番だった主人公は、隠居して羽州笹野領に住まい、さまざまな難事件を解決していくというごくありふれたワンパターンではあるものの、40代後半で女中に子を産ませ、心身共に闊達なさまは、読者としても嬉しい限り

隠居といえば、腰の曲がったおじいさんを連想しそうだけど、彼は伊賀忍者の末裔であり、そんじょそこらの武士は歯がたたない

医学の心得もあり、何故か行く先々で人に慕われるあたたかい性質も読んでいてホッとできる

当時の長ったらしい武士の役職名があまり出てこないのも読みやすい

女性でも読みやすい時代小説の一つかなと。。。


高橋 義夫

天保世なおし廻状 高橋義夫

天保世なおし廻状
高橋 義夫 作

高橋氏は好きな作家だけど、この本は読み始めてすぐ「しまった!」と思った

私の苦手な武士の役職名が、これでもかってくらい出てくる
いやぁ、往生したわ

幕末まではいかないけれど、1800年代、徳川が瓦解していく一つの要因に、要職に就く武士たちの汚職・無知・無意味な武士道があったように感じる

それを正面きって批判し、行動した武士が罪に処せられていく

大阪の大塩平八郎、江戸の矢部定謙

しかし、その遺志を継いでいく町人や心ある武士たちもいた

ほぼ史実に基づいた内容かと思う
遠山の金さんも登場したし、老中は水野忠邦であった

大塩平八郎の碑は、大阪天神橋筋商店街の近くで見たことがあるので、あらためて、そういうことをした人だったんだと感慨も新た

歴史の教科書には出てこない庶民から見た、封建社会の裏側の小説である



高橋 義夫

眠る鬼 鬼悠市 風信帖 高橋義夫

眠る鬼 鬼悠市 風信帖
高橋 義夫 作

高橋義夫さんは、大好きな作家の一人

この本の主人公は、幕府で言えば公儀隠密とでもいったところか?

家康という人は、実に用意周到な人間であり、徳川家安泰の為に様々な締め付けを残した

武家社会というものは、現代から見ると、なんと無残なものか・・・



高橋 義夫

海賊奉行 高橋義夫

海賊奉行
高橋 義夫 作

武士の言葉って、荒いんですよね
ほとんど命令形で、それが当たり前

っで、そんな言葉ばかり使ってる主人公が、実は心優しい人だったりする

見た目は怖いんだけど、子どもや女性には親切だったりする

武士は体面が命だったりするから、絶対に表には見せない
そのギャップが面白い

現代にも通じるものかな?




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