読書のススメ
本を読むことは己を知ること



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黒崎裕一郎

蘭と狗 黒崎裕一郎

蘭と狗 黒崎裕一郎

黒崎さんの作品としては異質なものを感じた

高野長英とは幕末の蘭学者としてしか知らなかったが
投獄された後に破牢し、各地を逃亡しながらも
名著を多数残した人物だったのだ

創作ではあろうが、忠治親分まで登場したのには
笑ってしまった・・・出来すぎだ

こういう歴史小説を読むたびに思うことは、時代とはいえ
権力に封殺されてきた人々の無念はいかばかりだったろう

それでも信念を曲げず、命をかけてその道を進んでいった
彼らの偉業は後世に残り、我々にも伝わる

21世紀の現代、我々は表向き自由になった
しかし、ある国や一部の人達の中には、まだまだ因習は
残っている

悪しき因習は悪しきゆえに蔓延る
今後も消えないだろう

黒崎裕一郎

死神幻十郎―冥府の刺客 黒崎裕一郎

死神幻十郎―冥府の刺客 黒崎裕一郎

前に読んだ「渡世人」が良かったので、別のシリーズも
読んでみた

この作者が、必殺シリーズの脚本家だったとは知らなかった

冥府の刺客もシリーズになっており、今4冊目だ

完全なフィクションだから安心して読めるし、その意外性も
ワクワクさせてくれる

強くて頭もキレる江戸時代のアウトローの活躍だ

こういう小説は、自分自身に絶対不可能なことなので
より惹かれるのだろうか?

いやあ、面白い!

黒崎裕一郎

血風天城越え 渡世人伊三郎 黒崎裕一郎

血風天城越え 渡世人伊三郎 黒崎裕一郎

やっぱり好きだなぁ、こういう男

剣が強くて大柄で冷徹を装うが、実は心優しい

江戸時代の渡世人にも色々あるだろうが、まるで正義の味方だ
次郎長も登場するが、伊三郎自身はおそらく架空の人物だろう

他人と関わりを持つことを極力避けようとする
しかし、トラブルに巻き込まれてしまう

しかも、腕がいいから難事件を解決してしまう
無駄な殺生はしない

渡世人としての礼節を弁え、決してでしゃばらない
現代においても貴重な人材だろう

黒崎裕一郎

渡世人伊三郎 上州編 黒崎裕一郎

渡世人伊三郎 上州編 黒崎裕一郎

なんとなくタイトルに惹かれて読んでみた

初めての作家だったが、すんなり入れたのはその文体の
流暢さだけだろうか?

「木枯し紋次郎」を彷彿とさせるような、ニヒルさ
まさに「あっしにゃ、関わりのねぇことでござんす」

そう決めてるのに、本人の優しさからか、関わりを持ってしまう
そして、思い切り良くスパっと切り捨てていく

なんとも痛快な内容だった

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